まちの縁側おのみちユースセンター事業(愛称募集中)とは?

About us

「ユースセンター」という言葉を聞いたことはありますか?主に10代の若者(ユース)向けに開かれた公民館や児童館のような場で、誰でも気軽に利用できるのが特徴です。

東京都(文京区)にはNPO法人カタリバが運営する「b-lab(ビーラボ)」という公共施設があります。

b-labは区の複合施設の中にある、中高生のニーズに特化した施設です。リビングのようにくつろいで、みんなでわいわい勉強したり、新しい友だちと出会ったり、バンド活動やダンスなど、やりたいことに思いきり打ち込める、学校とも塾とも違う放課後を過ごせる10代の秘密基地。

尾道市街や向島でも、数年前から地域各所で子どもたちのための居場所を作る取り組みがスタートしており、2020年3月にはそれらの情報をまとめたMAP「まちの縁側おのみち」が作られています。今回、NPO法人むかいしまseedsでは、その活動を下地にし、それら居場所活動の支援と情報発信とともに、ユースへの活用促進を行っていきます。

尾道の場合、都市の駅や繁華街のように多くの人が通過し集まる場所がないため、一つの大きな施設を新たに設けるのではなく、現在街なかに点在しているお店や居場所の協力を得て、街全体が「ユースセンター」といえるような活動を目指します。また、当ホームページは、それらの場所を繋ぐプラットフォームとしての機能を果たします。

地方ならではの環境を活かし、豊かなユース時代を送り「生きる」ということをもっと楽しく、自分らしく思い描けるような環境づくりに「まちの縁側おのみちユースセンター事業」が貢献できたらと思います。

【募集中】

現在、本事業の愛称(ニックネーム)のアイデアを募集中です!

締め切りは2022年9月10日頃を予定です。

10代(ユース)のみなさんへ

for YOUTH

はじめまして。まちの縁側おのみちユースセンター事業(愛称募集中)を運営するNPO法人むかいしまseeds代表の青山修也です。普段は向島で建築士の仕事をしています。今日はみなさんへのご挨拶に変えてメッセージを届けさせて下さい。

みなさんの1週間の過ごし方を振り返ってみると、どこで過ごしている時間が長いでしょうか?多くの人は家と学校で過ごす時間がほとんどを締めていると思います。

塾やスポーツなどの習い事に通うこともあると思いますが、そこへもうひとつ「ユースセンター」という居場所を加えてみませんか。ユースセンターは10代のみなさんが行ける場所、そこで好きに過ごしてもいい場所です。

いま日本では10代の若者が自由に過ごせる場所の選択肢が少ないと言われているのですがここ尾道ではどうでしょうか?

われわれ大人たちは自分が過ごした時代を振り返りながら、今の10代のみなさんが何を求めているのか、この社会の中でどんな居場所が必要なのかを考え、つくろうとしています。

尾道では一つ一つの学区エリアが広く、学校も様々な場所に広がっているため、みなさんが利用しやすい一つの場所を特定するのは難しく、また街の中心と言える場所もないので、いろいろな所にあるいろいろなお店や施設に協力して貰い、ユースセンターを街の中に散りばめることにしました。

これらのユースセンターは図書館のように使えたり、ちょっとお茶ができたり、自習室のようにも使えたり、お兄さんお姉さんへ相談ができたり、その時の気分や状況に合わせていろんな使い方が出来るようになっています。誰でも行けるお店や自由に使える場所として長年開けて来られた場所もあるので、行ったことがある人もいるかもしれません。

まだスタートをきったばかりのこのプロジェクトですが、みなさんが気分良く過ごせる居場所、羽を広げて自由になれるような時間をこれから育てていきたいと思いますので、何かしてほしいコトやモノがあればどんどん教えてください。そして一緒に尾道をもっと楽しい街にしていきましょう!

保護者の方へ

for Parents

尾道・向島で子育て中の皆さま、当サイトをご覧頂きまして、ありがとうございます。まちの縁側おのみちユースセンター事業(愛称募集中)を運営するNPO法人むかいしまseeds理事の瀬戸房子、高野哲成です。私たち二人とも、みなさんと同じく子育て中の保護者でもあります。

尾道には、子ども食堂や子どもたちの居場所づくりなど、様々な学びや体験の機会を設けている団体や個人の活動があります。しかし、それぞれ活動規模が小規模であり、広報も充分に出来ていなかったことなどから、地域で必要とされているご家庭や子どもたちにそれらの取り組みが広く周知されていませんでした。

私たちは、身近な地域に子どもたちが気軽に立ち寄ることができ、ちょっと休憩ができたり、自習室のように使えたり、その時の気分や状況に合わせていろんな使い方が出来る居場所があることを、保護者の皆さんに知って頂き、活用して頂ければと思います。

日本では少子高齢化が進むなど、人口構造の変化にともない様々な課題が起こって来ています。経済不況も加わり、その皺寄せは家庭や子どもたちにも知らず知らずのうちに影響を与えています。また、家庭の核家族化が進み、地域コミュニティも希薄になるなかで、「子育て」が「孤育て」ともいわれるような状況におかれ、昔ながらの地域での助け合いの機能も弱くなってきています。

そこで、家庭や町内会だけではない、新しい地域コミュニティのあり方を模索するなかで、私たちは家や学校、職場だけでなく、それぞれの人が地域にいろんな「居場所」と思える場所を持つことをお勧めしたいと思います。

誰もが孤立することなく、楽しいことや嬉しいことがあって報告したい時、「しんどいな」とか何かに行き詰まった時、誰かに話しを聞いてほしい時、一人でいたくない時、いつもと違う場所でゆっくりしたい時…良いも悪いも普通も受け入れてくれる「居場所」が暮らしのなかに、選択肢として沢山あると良いなと思います。

この機会に、尾道・向島にはこういう場所があるということを認知して頂き、そしてお子さんだけでなく、保護者の皆さまにもぜひご活用頂けたらと思います。また、活動に共感頂けましたら、同じ子育て世代として参画頂き、一緒に生き生きと過ごせる、楽しい街をつくっていけたらと願います。

学校関係者の方へ

for School officials

日々ご多忙な中、当サイトをご覧頂きまして誠にありがとうございます。まちの縁側おのみちユースセンター事業(愛称募集中)運営の牧野健宏と申します。これまで神奈川県で中学校教員として30年勤務後、福祉職に転職し、児童養護施設、学習支援事業、居場所事業に携わり、現在は尾道(長江通り)で学習支援、居場所づくりに取り組んでおります。

現代の社会状況では、各家庭ごとに様々な背景があり、その中には保護者さんが子育てを担うのに汲々としながらも、地域との繋がりがあまり無いために孤立してしまっているケースが少なからずあります。そして、不安や悩みを抱えていても相談出来る相手がいなかったり、毎日の夕食を1人で取るお子さんもいます。また、日頃の子ども達の生活の様子を見ていると、忙しさや疲れを感じられる子にも出会うこともあります。

ここ尾道にも、そんなご家庭や子ども達のために市内各所で子ども食堂や子ども達の居場所を開いたり、様々な学びや体験の活動している方々が居られます。しかし、それぞれの活動規模が比較的小規模であることや、広報も不足していたことなどから、地域で必要とされているご家庭や子ども達にそれら取り組みが広く認知されるには至ってません。いつも夕食を1人で取っている子が週に1回でも、誰かと一緒に夕食をとったり、そこに迎えに来た保護者の方が誰かとざっくばらんな話ができれば、多少なりとも不安が和らぐのではないかと思われます。

こういった課題を解決するために、この度、私たちの取り組みは認定NPO法人カタリバとNPO法人ETIC.(エティック) が発起人の10代の居場所づくり支援のインキュベーションプログラム 「ユースセンター起業塾」国内14か所の委託団体の一つとして採択されました。尾道・向島の地域や家庭、学校とも連携しながら、子ども達が生きづらさを抱えず、将来に可能性を感じ、伸び伸びと暮らせる環境を整えていきたいと思います。

私たちは、子ども達にとっての第1の居場所は「家庭」、第2の居場所は「学校」と認識しております。それ以外に塾や習い事、地域のスポーツクラブ等もありますが、放課後や土日祝日、夏休み等の長期休暇に、第3の居場所として、子どもたちがホッと出来たり、運営に関わる大人や大学生とお互いの関心や将来のことを話せたり、興味を持ったことをじっくり調べてみたり、自分の世界を広げるための体験や挑戦をしたり、「社会で生きる力」を育むための役割の一端を担えればと考えております。また、家から出られなかったり、学校に通えない等の理由から学習が遅延したり、自分に合った居場所が見当たらず行き場を失っている子ども達に対しても、じっくりと話を聴き、対話をしながら、そのお子さんのペースで伴走をしていきたい思います。

一方、私が教員として学校現場に立っていた頃と比べても、学校のカバーする内容や地域や保護者から学校に対する期待や要望も非常に多くなっており、その結果、学校本来の業務を超えて先生方の負担が増していることも、保護者の方の話や、毎晩遅くまで校舎の明かりが点いていることから感じております。私たちは、地域と家庭が学校と連携し、協力し合って、お互いに無理なく、いかなる子どもたちも将来に希望を持って生きられる環境を保障したいと切に願っております。

必要なことは情報交換し合い、任せられることは互いに委ね、いずれの大人たちも困難を抱え込んだり、疲弊したりしない関係を作りたいと考えております。いかなる立場の方にも家庭があり、そこを守ることはお互い共通の優先事項だと考えます。どうか、お力を貸して頂きたく、お願い申し上げます。

運営者情報

about mukaishima seeds

【NPO法人むかいしまseeds】

島の魅力を生かし、こどもが育つ環境を整え、また人と人とが繋がり合える場をつくることでより生き生きと暮らせる島づくりを目指すNPO法人。

活動理念 こどもをまんなかにまちをつくろうや

設立 2016年6月

代表 青山修也

理事 瀬戸房子、舟木耕太、平野太良、高野哲成

運営協力(まちの縁側おのみちユースセンター事業) 牧野健宏、田中芙実枝

事務所 722−0073 広島県尾道市向島町1943番地(83ハウス)

URL http://mukaishimaseeds.com

【支援団体】
認定NPO法人カタリバ(代表理事:今村久美)と、NPO法人ETIC.が協働して立ち上げた、10代のための場づくりに携わる団体を応援する3年間のインキュベーションプログラム「ユースセンター起業塾」に採択頂き、2022年5月より本事業を開始しました。(全国12道県で14団体採択されたひとつとなります)
▶︎プレスリリース